型枠工事の現場では、独特な専門用語がたくさん使われます。
「何のことか分からないけど聞き返せない…」そんな経験はありませんか?
本記事では、型枠工事でよく使われる基本用語を、初心者にもわかりやすく解説します。
新人さんや、これから現場に入る方の助けになれば幸いです!
型枠工事とは?
型枠工事とは、コンクリートを流し込む「型」を作る仕事です。
ビルやマンション、橋などの建物の骨となる構造を支える重要な工程で、「精度」と「段取り」が命と言われています。
そんな型枠工事の現場では、毎日たくさんの専門用語が飛び交います。
現場でよく使う型枠用語10選
用語[〇〇]
意味・説明
[パネル]
合板(ベニヤ)と桟木でできた型枠の板。コンクリートを囲う部材の一つ。
[セパ(セパレーター)]
枠の中に仕込んでコンクリの圧に耐えられるようにするもの。細長いネジが切ってある金物(BセパCセパなど種類があります)
[Pコン]
セパに付けて使うもの。枠と接する部分(最近は様々なPコンに変わるものが出ていますQコンなど)
[ホームタイ]
型枠を締め付けるために付ける金物。セパだけだとまがってしまったり崩壊してしまいます。(ホームタイも種類があります。傘が外れるものや長さが長いものなど)
[ふかし]
決まった大きさよりも大きくすること「柱の一部をふかして下さいなど」
[バタ角(端角)バタカク]
サイズは色々ですがボクの経験から1番多いいサイズは90mm×90mm長さ3m〜4mの木材
[根がらみ]
パイプサポートのズレ防止のために足元を水平に繋げること
[打設]
コンクリートを流し込む作業。打ち込みとも言う。
[スラブ]
床のこと。天井や床を打つときに「スラブ型枠」が必要になる。
[ターンバックル]
チェーンなどを引っ張るときに使う金物。両側にフックが付いています
10個では全然足りないです。使う材料の種類だけでかなりあるので、また別の機会に説明しますね☺︎
覚えておくと便利な略語・現場用語
略語・俗語
意味・例
[パネコ]
パネコートベニヤ(型枠用合板)の略称
[妻側]
横長の建物の端っこの部屋の外側
[バラす]
解体すること。「型枠バラすぞ!」
まとめ
型枠工事では、専門用語を正しく理解することが「一人前への第一歩」です。
最初は難しく感じるかもしれませんが、毎日の作業の中で自然と覚えていけます。
このブログでは、今後も初心者向けに「現場のリアルな知識」を発信していきます。
型枠を学びたい方、現場で困っている方の力になれたら嬉しいです!
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