型枠工事の現場では、独特な専門用語がたくさん使われます。
「何のことか分からないけど聞き返せない…」そんな経験はありませんか?
本記事では、型枠工事でよく使われる基本用語を、初心者にもわかりやすく解説します。
新人さんや、これから現場に入る方の助けになれば幸いです!
型枠工事とは?
型枠工事とは、コンクリートを流し込む「型」を作る仕事です。
ビルやマンション、橋などの建物の骨となる構造を支える重要な工程で、「精度」と「段取り」が命と言われています。
そんな型枠工事の現場では、毎日たくさんの専門用語が飛び交います。
現場でよく使う型枠用語15選
用語 | 意味・説明 |
パネル | 合板(ベニヤ)と桟木でできた型枠の板。コンクリートを囲う部材の一つ。 |
セパ(セパレーター) | 枠の中に仕込んでコンクリの圧に耐えられるようにするもの。細長いネジが切ってある金物(BセパCセパなど種類があります) |
Pコン:ピーコン | セパに付けて使うもの。枠と接する部分(最近は様々なPコンに変わるものが出ていますQコンなど) |
ホームタイ | 型枠を締め付けるために付ける金物。セパだけだとまがってしまったり崩壊してしまいます。(ホームタイも種類があります。傘が外れるものや長さが長いものなど) |
ふかし | 決まった大きさよりも大きくすること「柱の一部をふかして下さいなど」 |
バタ角(端角)バタカク | サイズは色々ですがボクの経験から1番多いいサイズは90mm×90mm長さ3m〜4mの木材 |
根がらみ | パイプサポートのズレ防止のために足元を水平に繋げること |
打設 | コンクリートを流し込む作業。打ち込みとも言う。 |
スラブ | 床のこと。天井や床を打つときに「スラブ型枠」が必要になる。 |
ターンバックル | チェーンなどを引っ張るときに使う金物。両側にフックが付いています |
2×6ベニヤ(ニロクベニヤ) | 600mm×1800mmのベニヤ板 |
3×6ベニヤ(サブロクベニヤ) | 900mm×1800mmのベニヤ板 |
妻側 | 横長の建物の端っこの部屋の外側 |
ツラ | 部材や材料の表面を指す言葉「バタ角のツラに合わせる」など |
バラす | 解体すること。「型枠バラすぞ!」 |
専門用語だらけで書ききれないwww
まとめ
型枠工事では、専門用語を正しく理解することが「一人前への第一歩」です。
最初は難しく感じるかもしれませんが、毎日の作業の中で自然と覚えていけます。
このブログでは、今後も初心者向けに「現場のリアルな知識」を発信していきます。
型枠を学びたい方、現場で困っている方の力になれたら嬉しいです!
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