型枠大工のお話(6)

最後の移動

ナンバー2のグループに移動した

現場に向かうと親方がいない

グループの人達はいるのだけど親方だけ1人違う現場に行っているらしい

ここの職長はなぜか25歳の職人がやっていた

親方クラスの人が2人いて入ったばかりの若いのが2人後おじいちゃんが2人

誰も職長をやろうとはせず無理やり25歳がやらされていた

明らかに経験不足でもっとできる人がいるのになぜ？…

つらいだろうに

僕が入って1か月が過ぎて25歳の職長が来なくなった

またかよ

僕は疫病神なのか？

聞いてみるとその子は結婚して子供がいて頑張りすぎたのが原因
ギリギリまで僕はその子の力になれるよう精一杯手伝った、教えたり、励ましたり、その後、来なくなった…

もう1ヶ月後、新年会でその子がきた
僕と話した、そして言われた

「先輩にもっと早く会いたかった」

その子は悩んで不安でどうしようもないときに僕が現れ話を聞いてあげたことが嬉しかったみたい
いつも気を張って毎日無理をして誰かにわかってもらいたかった…

そして止めてほしかったと…

僕が入ってすぐその子が苦しいのがわかったからちょこちょこ話をして僕の話をいつもしていた
楽しく生きようって
カラダ壊したら家族悲しむって

僕はこのとき確信した僕のやるべきことは

こんな人達を助けること

苦しんでる人が多すぎる

人間に生まれて、楽しく幸せに暮らせるのに、みんな我慢しすぎだよ

僕の前でうつになった人6人

これは偶然の数じゃない！神様が言っているんだ！
人を助けろって！
好きに生きたっていいじゃないか！

移動を続けて沢山の人と出会い、話をして
みんなの苦しみがよくわかった！

それと僕には型枠大工は合わないってこと！
このときに僕も頭がおかしくなってカラダが動かなくなった。

何日か休んで何とか回復した
熱があるようにカラダがだるくて動かなかった…

心の中では自分の力の無さにショックを受けたんだと思う（涙）
何も考えられなくなった。

そんな心境のまま仕事をしていると

ある朝トイレに行って振り向くとそこには長年付き合った最初の会社のグループがいた。

全然違う会社で会うわけないのに偶然に応援に来たという(同じ業種なので会社が違くても忙しいときは色々なところに手伝いに行くシステム)

びっくりしすぎて…

「元気してるか？」
って聞かれて涙が溢れた
この日、久々に一緒に仕事をして心地よかった。

これは偶然じゃない！
迎えにきてくれたんだと戻ることに決めた。

型枠の世界の勉強もできたし、自信もついたし、出会いもいっぱいあった。

これから自分という人間と真剣に向き合って、
楽しく生きれるのに苦しんでる人や幸せに生きたい人の役に立てる何かを、ゆっくり考えて行動しようって思った。

最初の会社に戻ってゆっくり考えるとしよう☺︎

34歳で17歳からお世話になった会社に戻って今も(36歳)型枠をしている。

やりながら、じゆたまを育てています
人生を楽しむために！

最後まで読んじゃった人はゴールドナオの大ファンです☺︎
大好きだ！ありがとう！

あなたの幸せを願っています♡

多くの人を元気にするぞ！！！

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僕が活動している「じゆたま」のURLです☺︎

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＊このGOLD Naoの活動では、大前提として身近な人を第一に考え、犠牲にしてまでも活動を遂行することを禁ずる(自分も含む)毎日平和に楽しく生きること＊

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