Pコン絶滅するかもしれません!だってQコンは穴埋めの必要がないから!左官屋さんいらないもん
打ちっぱなしもQコンでやっていたので、もうPコンいらない(・ω・)ノ
Qコン(キュウコン)とは?
主にセパレーターの両端に取り付け、型枠をしっかり固定する役割があります。
形状は六角形のナットと座金と軸を合体した形です。

Wコン
それともう一つ、「Wコン」というQコンのお友達がいます。同じ会社の商品で矢板面や防水をしたいときに使うものです。防水効果があるのでWコンを使えば止水ゴム無しで大丈夫です!

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Qコンのサイズ
「プラスチックコーン」通称「Pコン」とサイズは一緒です。

Bセパをつける方に袋ナット長さ22mmが付いています。→Pコンまわし(ソケット)で回ります(12mm)
軸の方も六角になっていて8mmのソケットで回すことができます。※軸足があるのでソケットの長さが無いと回せません!ソケットの長さが50mm以上を選ぶと安心です。
Qコンのネジ径はW5/8セパと一緒です
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Qコンの使い方
1. セパレーターの両端にQコンを取り付ける2. 型枠にさして8mmのソケットで回して取り付けます。
3. 脱型後に逆回しで軸を外す
4.軸が刺さっていた穴にプラスチックのフタを叩いて付ければおしまいです。

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Qコンの利点
・左官屋さんに穴埋めをお願いしなくても解体屋さんにキャップの取り付けを任せればいいだけです。
・解体屋さんはPコン外しの代わりに軸を外してキャップを取り付けするだけ。Pコン外すより楽
・外した軸はもう使わないのでスクラップに捨てて下さい。Pコンのようにプラスチックとスクラップに仕分ける必要がありません。
・Pコンの穴埋め作業の手間が軽くなります。
・型枠大工さんはもうPコンを用意しなくてすむ。
腐ったPコン仕分けしなくてすむよ!イエーイ✨
みんなQコン使おうぜ!
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Qコンの注意事項
Bセパで普通に使う分には問題無いのですが、セパがなくて全ネジをカットして使うときに問題が発生します。
下記事(型枠大工のセパレーターの知識)
で話しているのですが、全ネジでセパを作るときPコンだと欲しい寸法(壁厚)より18mm短く全ネジをカットするとうまくいくよ、と話したんですけど、Qコンの場合は変わります。
欲しい寸法より25mm短く全ネジをカットして下さい。
それとセパの長さが足りなくてPコンをプラスチックを外して、足すと35mm伸びると言いました。Qコンは40mm伸びます。気をつけて下さい!

主な取扱メーカーと販売方法
• 概要:Qコンは、大河株式会社が開発・製造・販売している埋め戻し不要の型枠保持コーンです。工期短縮、安全性向上、コスト削減などの利点があります 。
• 購入方法:価格は見積もり制です。通常タイプと止水壁付きタイプがあり、200個入りの箱で取り扱われています。価格帯は「~1万円」程度との記載がありますが、詳細な金額は見積もりが必要です
• 所在地(営業拠点):東京都渋谷区東1-4-1 尚豊ビル4F。渋谷駅から徒歩約7〜10分
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購入の流れ(Qコンの場合)
1. メーカーにお問い合わせURLhttps://tiger-21.com/
• 大河株式会社へ、電話またはメールにて「Qコン(通常タイプ or 止水壁付きタイプ)」の見積もりを依頼します。
• お問い合わせ先:メールアドレス→info@tiger-21.com
または TEL: 03-5469-3401 。
2. 製品仕様・納期・価格の確認
• 用途(建築工事、土木工事など)に応じたタイプや数量などを相談。
3. 見積もり送付・発注
• 見積書を受け取り、必要であれば注文・支払い手続きを進められます。
まとめ
QコンはPコンに変わる資材になるかもです。
総合的にQコンの方がいいことが多いいと感じました。
今後Pコンは滅んでしまうのか?気になるところです。
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