「そういえばサポートってどれぐらい耐えられるんだろう?」
って思ったことは型枠屋さんならあると思います。
ググると難しく書いてあるので、わかりやすく
現場での感覚で使える様に調べました。
「1kn」って何だ?
こんな感じですw
では、どうぞ。
パイプサポート1本でどれぐらいの重さに耐えられるのか?
ほぼ『2トン(t)』です。
僕は1トンぐらいかなって思っていました。
意外と強いんですね。
状況によって耐えられる重さが変わるので説明しますね。
伸ばすと耐荷重も減るのか?
短い状態
サポートの1番短い状態で耐えられる重さは『2トン』です
長い状態
では1番長く伸ばした状態だと
『1,5トン』
補助サポート
補助サポートを繋げた状態だと
『0,7トン』
補助サポート
(サポートの長さが足りない場合のサポートの先端に差し込むやつです。)
0.9mと1.2mがあります。
サポートの長さを伸ばした状態や補助サポートを繋げた状態でも水平繋ぎをすると耐荷重は最大の2トンまで戻ります。
パイプサポートの長さとの重さ
表を作りました!
使ってやってください。
水平繋ぎが必要な高さは?
耐荷重が足りないときは水平繋ぎを行うと耐荷重が2トンになる話はしました。
水平繋ぎをしなければいけない場合の高さは『3.5m』以上です。
測り方は型枠支保工の高さです。
分かりやすく言うと、サポートの足元の床面からスラブ貼りのベニヤまでです。
注意が必要なのが3.5m以下でも監督署に出している届出が水平繋ぎをすることに、なっていると水平繋ぎを行わなければなりません。
コンクリートの重さの計算方法
サポートの強さが分かっても乗っかるコンクリートの重さが分からないとダメだと思うので解説します。
スラブ厚み200mmの1000 mm x 1000mmのコンクリートの重さの出し方
センチ(cm)に直します
1000mmは100cmです
200mmは20cm
100x100x20=200000
このままだと
200000g
なのでkgに直します。
1000gが1kgなのでゼロを3つ消します。
200000g→200kg
200kgは水の重さです
コンクリートは水より2.3倍の重さです。
鉄筋コンクリートの場合は2.4倍なので、2.4を掛けます
200×2.4=480
480キロ(kg)
480kgが鉄筋コンクリートの重さです。
以上になります。
このスラブで大丈夫かなぁって思ったらまた見に来て下さいね♪
コメント