これから型枠大工を目指す人に向けて、具体的なステップや資格、働き方を解説する
建設現場で重要な役割を担う「型枠大工」。
コンクリートを流し込む型を作る仕事であり、技術が求められる専門職です。
この記事では、型枠大工になるために必要な資格や、実際に仕事に就くまでのルートをわかりやすく解説します。
⸻
② 型枠大工とは?仕事内容を簡単に紹介
• コンクリート構造物の型を作る仕事
• 建物の基礎・柱・梁・壁などの「型」を作る職人
• チームで動く仕事が多く、体力やチームワークも必要
型枠大工とは、鉄筋コンクリート造の建物において、コンクリートを流し込む「型」を作る専門の大工です。
木製パネルを使って、建物の形を決める重要な役割を担います。
⸻
③ 型枠大工になるには?主な3つのルート
1. 建設会社や型枠工務店に就職する(未経験OK)
2. 職業訓練校や建築系の高校・専門学校で学ぶ
3. 親方や知り合いの紹介で現場に入る(伝統的なルート)
未経験でも受け入れてくれる建設会社や型枠専門の会社に就職するのが、最も一般的なルートです。
学歴や資格がなくても始められる点が魅力ですが、現場での厳しさや体力的な負担を理解しておくことが大切です。
若い人はどこも欲しいので、やる気だけあれば就職は難しくないと思います。
募集してなくても電話してみると入れると思います♪ボクはそんな感じです。
⸻
④ 必要な資格は?持っていると有利な資格も紹介
必須資格はなし。ただし、以下の資格があるとキャリアアップに有利:
• 型枠施工技能士(2級・1級)
• 玉掛け技能講習・足場の組立て作業主任者などの安全系資格
• 職長・安全衛生責任者教育
型枠大工になるのに必須の資格はありませんが、現場では「型枠施工技能士」の資格を持っていると評価されます。とくに1級を取得すると、親方や職長、独立も視野に入ってきます。
仕事しながらどんどん資格の勉強をして自然と給料も上がっていきます
⸻
⑤ どんな人が向いている?向いていない人の特徴も
向いている人:
• 強くなりたい人
• 作るのが好きな人
• リーダーになりたい人
・手に職つけたい人
向いていない人
• 高所作業や重労働が苦手
• 不器用な人
• 朝がつらい人
向いている向いていない色々ありますがボクは「向いていない」の塊でした。でも仕事の中で一つずつクリアして成長していったので、向いていないかもって思っている人もやってみるといいかも知れません。
⸻
⑥ 経験者としてのアドバイス
ボクは、20年間型枠大工として働いてきました。
未経験から始め、資格を取り、職長も経験しました。
大変な仕事ではありますが、建物が形になったときの達成感は何にも代えがたいものがあります。
他の仕事も沢山やったのですが、型枠だけが続きました。
作業工程も沢山ある、同じ現場もない、なので飽きにくいです。
あとイライラしたとき暴れてしまう人はあってるかも知れませんw物に当たるぐらいなら問題ないので。
⸻
⑦ まとめ
• 型枠大工は未経験からでも始められる
• 資格があると将来的に役立つ
• 向き不向きもあるが、技術を身につければ一生モノの仕事に
型枠大工は「技術で生きる」職人の道です。少しでも興味がある方は、まずは現場を見学してみたり、求人を探して一歩踏み出してみてください。
コメント