こんにちは、じゆたまです。
今日は僕が20年続けてきた「型枠大工」という仕事の魅力、そして伝えたいことについてお話しします。
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型枠の魅力①:形のないものに“カタチ”を与える仕事
型枠工事は、建物の基礎となるコンクリートの「型」を作る仕事です。
つまり、ゼロから形を生み出す仕事。
図面しかない段階から、自分たちの手で形を作り、最後にコンクリートが流し込まれ、建物が姿を現す。
この瞬間は、何度経験しても「やってよかった」と思えるほど達成感があります。
「何もなかった場所に、自分の仕事が残る」
それが型枠の誇りであり、魅力です。
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型枠の魅力②:職人の技術がモロに出る
型枠は、3mmのズレも許されない世界です。
材料の選び方、加工の精度、組み立てのスピード…
どれもが「職人の腕」で決まるため、仕事に対する責任感とやりがいがあります。
現場では「早くてきれい」な職人が一目置かれます。
そして、自分の努力や工夫が結果として返ってくるのが、この仕事の面白さです。
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型枠の魅力③:現場で“チーム”になる
型枠の現場は、一人ではできません。
誰かと協力し、声を掛け合い、同じゴールに向かって作業します。
チームで型枠を組んでいく中で、仲間意識や信頼関係が自然と生まれていきます。
現場での会話、失敗をフォローし合う姿勢…そういうのが積み重なって、気づいたら“家族”みたいになる。
これは、型枠という現場ならではの人間関係の魅力です。
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僕が伝えたいこと:型枠には、誇れる価値がある
僕は体調を崩して現場を離れたけど、それでも今こうしてブログを書いているのは、
「型枠の魅力をもっと多くの人に知ってほしい」と思ったからです。
型枠大工は決して“誰でもできる”仕事じゃない。
泥臭くて、暑くて、寒くて、キツイ時もある。
でもそこに、誇れる技術や人として成長できる環境がある。
そして、「自分の手で建物を作った」という事実が、何年経っても残る。
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まとめ:僕にとって型枠とは
• 誰かの役に立つ「かたち」を作る仕事
• 人間として成長できる場所
• 今の自分を作ってくれた人生そのもの
今このブログを読んでいるあなたに、少しでも型枠の魅力が伝わったら嬉しいです。
これからも現場の知識や経験を発信していくので、ぜひまた覗いてみてくださいね。
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