夏の型枠現場は地獄!?実際の暑さ対策とおすすめグッズ【20年の現場経験から】

型枠関係

「夏の型枠現場、マジで地獄…」  

経験者なら一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか?

炎天下の中で鉄とコンクリートに囲まれて作業する型枠大工。  

そんな過酷な環境でも、安全に効率よく作業するためには、**正しい暑さ対策**が必須です。

この記事では、型枠歴20年の筆者が実際に現場で使ってきた暑さ対策や便利グッズを紹介します。

「とにかく夏を乗り切りたい!」という型枠職人のあなたに向けて、本気で書きました。

1. 夏の型枠現場が「地獄」と言われる理由

• 鉄筋・コンクリートの照り返し(熱がこもる)

• 暑いだけでなく風通しが悪い構造

• 工期に追われる作業スピード → 休憩が取れない

• 作業着・ヘルメット・安全帯がとにかく暑い

[Naoの体験談]

立ち上がり型枠の建て込み作業してると、直射日光+コンクリの照り返しでサウナ状態。

鉄のバールすら持てないくらい熱くなることもある。

直射日光で焼かれた単管パイプ担いで移動中、崩れて首の皮膚に直接触れてアチー!!!みたいなwww

2. 熱中症のリスクと症状を知っておこう

• 症状:めまい、吐き気、筋肉のけいれん、意識がもうろう

• 進行すると命の危険あり

• 予兆を知ることで早めの対処ができる

[Naoの体験談]

完全にボクの体感なので参考までに。

熱中症の初期症状、くしゃみがなぜか出ます。その後、軽い頭痛が来ます、それでも無理して作業を続けると気持ち悪くなります。ノドが渇いて水分をとると吐いてしまう。

こうなると体のあちこちが、つりだします。こうなったらすぐ病院行って下さい。一生寝たきりか、帰らぬ人になります。

熱中症になりやすくなる行動

寝不足です。朝が眠くて起きるのがつらかったら睡眠が足りていないので、寝て下さい。

それとお酒です。朝になってもお酒が体に残っているとすぐ気持ち悪くなります。

現場でよくいるのが、無理して飲み物も飲まない、こまめな休憩もとらない、人に文句言う人「俺は仕事してんだお前ら何やってんだ!」こんな人はよく熱中症になって病院にいきます。

3. 現場で実践してきた!Nao流 暑さ対策5選

Nao流 暑さ対策5選

1. 水分+塩分をこまめにとる(スポドリと塩タブ)

作業に行く前に、毎回コップ一杯の水分と塩飴(塩タブレットなど)

仕事中フラフラすることが減った感じがします。

2. 空調服を着て作業する

25℃を超えたら我慢せず着ましょう。

空調服を着ない人がいますが、確実に効果があるとボクは思います。

着ていると、涼しいって言うより、汗のかく量が減った感じがします。

汗ので出る量で1日の疲れがどっと違う感じがあります。

伝わってくれ…

着ると熱疲労が減る。

3. 後頭部に直射日光が当たらないようにヘルメットの後ろに付けるやつ「冷えたれ」(消防士のヘルメットみたいな感じ)

後頭部に直射日光が当たらないだけでかなり効果があります。

下を向いて作業がかなり多いいので。

効果大です。

4. 2Lの水筒を作業場所に持っていく

水筒が作業場所にないと、なぜか人は休憩時間まで我慢してしまいます。

そのためにも作業場所のすぐそばに用意しましょう。

休憩時間になってないけど、一回座って水筒を飲むことができます。

みんな気を使って詰所まで飲みに行かないんです。コレが熱中症のもとなのに…。

5. 新人や体力ない人は無理させない、任せない

責任感が強い真面目な人が本当に多いい

日本人だからか、わからないですが、任せっぱなしにしないで、ちょこちょこ様子を見てあげて下さい。

4. 本当に使える!おすすめ暑さ対策グッズ7選

グッズ名特徴
空調服(ファン付き作業着)熱を逃がして作業がラクに
冷感タオル濡らして首に巻くだけで涼しい
冷えたれメットの後に付ける日よけ
塩分チャージタブレット水だけじゃ足りないときに便利
冷たい保冷剤入りのヘルメットインナー頭から冷やすと回復早い
大容量水筒(2L以上)ペットボトルじゃ足りない!現場用に必須

5. 現場での暑さ対策は命を守ること

• 根性ではなく「準備」と「工夫」で乗り切る

休憩時間をずらしたり、こまめに休憩を入れたり。

• 仲間への声かけ、体調チェックも重要

みんな大丈夫!ばっかりで本当のことを言わない人が多いい、なので顔色を見て話しかけて下さい

• 暑さをなめるな、を合言葉に

夏は暑いのは当たり前、気合いで乗り切れ!

今の時代はそんなことでは乗り切れません。真剣に暑さ対策を考えていきましょう。

6. まとめ|暑さに負けず、安全に稼ごう!

夏の型枠現場は本当に過酷。  

でも、正しい知識と対策があれば、乗り切ることはできます。

命あっての仕事。  

身体を守ることが、結果的にいい仕事につながるのです。

この記事で紹介した対策やグッズが、あなたの夏の現場を少しでも快適にできたらうれしいです!

コメント