現場の人間関係で学んだ大切なこと【型枠歴20年の本音】

型枠関係

はじめに

型枠の現場は、体力や技術ももちろん大事ですが、それ以上に「人間関係」が大きく影響します。

僕自身、20年間の現場経験の中でたくさんの人と出会い、ぶつかり、学んできました。

今回はそんな「現場の人間関係」で感じたこと、学んだことを正直に書いてみたいと思います。

1. 現場は“チーム”で動いている

現場では一人で仕事を完結することはまずありません。

鉄筋屋さん、土工さん、コンクリ屋さん…たくさんの職種が関わり合いながら進んでいきます。

だからこそ、「連携」「報連相(ほうれんそう)」がめちゃくちゃ大事。

✅ 学んだこと:

• 連絡が遅れると全体に迷惑がかかる

• 自分の都合より全体の流れを見る力が必要

2. 気の合わない人もいる、それが当たり前

現場には本当にいろんな人がいます。

気が合う人もいれば、どうしても合わない人もいます。

でも、「好き嫌い」で態度を変えていたら現場は回りません。

✅ 学んだこと:

• 仕事として割り切ることの大切さ

• 感情より「役割」を優先する冷静さ

3. 怒られても、意味があることが多い

見習いの頃、よく怒鳴られました。

でも今思えば、あれは“愛のムチ”だったと思うこともあります。

ただし、ただのパワハラみたいな理不尽さとは区別が必要。

✅ 学んだこと:

• 怒られたら“なぜ怒られたのか”を考える癖をつける

• 理不尽さには距離を取る勇気も必要

4. 年齢や経験に関係なく“学べる人”が成長する

若くても「すごいな」と思える人はいますし、ベテランでも「それはないだろ…」という人もいます。

大事なのは“姿勢”。

どれだけ現場で学び続けられるかが、信頼される職人への近道。

✅ 学んだこと:

• 謙虚さがある人は好かれる

• 教えてもらえる環境を自分で作ることも大事

5. 感謝と挨拶が最強のスキル

「ありがとうございます」「お疲れさまでした」

たった一言で空気が変わるのが現場です。

挨拶ができない人は、どれだけ腕が良くても信頼されません。

✅ 学んだこと:

• まず自分から挨拶する習慣を持つ

• 感謝を言葉で伝えることが信頼につながる

まとめ:現場の人間関係は一生モノの学び

型枠の現場で学んだ人間関係の大切さは、どんな仕事でも役に立ちます。

「どうせすぐ辞めるだろ」と思ってた若い子が、きちんと向き合ってくれて今も仲間でいてくれる。

そんなことがあるから、僕は現場の世界が嫌いになれません。

現場は学校では教えてくれない“人付き合い”をリアルに教えてくれる場所。

そこから学んだことを、これから型枠を目指す人にも伝えていきたいと思っています。

僕の体験談

僕はみんなでワイワイカラオケとか飲み会とかで空気の読めない人でした。

みんな楽しくやってるのに僕は嫌な顔をして場を盛り下げる行動ばかりとっていました。

とにかく仲良くとか、できない典型的なコミュ障。

そんな僕が職長をして沢山の人たちと関わり、仕事をしていくと、どんどん人のことがわかるようになっていって、誰とでも話せるし、仕事もできるようになりました。

喧嘩したり泣いたこともあったけど、できるようになったので、コミュ障が性格とか変えられないものでは無いことが分かった。人とのコミュニケーションは技術と一緒で学べばできるようになります!

みんなも必ずできるので諦めないでください☺︎

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