型枠大工さんに必要な図面の読み方

型枠関係

現場の図面は分かりづらいので解説いたします。

柱や壁の厚みは芯からいくつなのか、見れば分かります。

【柱】

85+625=710

【壁】

100+90=190

ややこしいのは

『記号』

ですよね☺︎

開口記号の読み方(丸い記号)

開口の幅は、赤線のW=1,025です。

高さはH1,370です。

+640はSL0から開口下端の距離が640ということ。(腰壁)

腰壁がある開口は下端に勾配があることがほとんどなので、断面図で確認してください。

梁記号の読み方

梁記号(梁符号)は、横長のまる、が多いいです。

上から

10+450 =梁幅(ハリハバ)

4G2=名前 (±0)=梁天端(ハリテンバ)

650=梁の高さ(梁成ハリセイ)

10+450というのは、基本の梁幅が450で10フカスということ

『ふかす ふかし』

梁幅を10大きくするという意味です。

梁幅は460になります。

スラブ記号の読み方

S18D=名前

(±0)=スラブ天端の高さ

180=スラブ厚み

記号の数字の隣にある+ー数字の意味

↑梁記号は基本、柱から柱の間の梁の形状を表します。

【梁天端】

梁天端の数字が±0,+15,±0 3つ書いてあるということは、

「0と0の場所の間に1部+15の場所もありますよ」

ということです。

【梁成】

650なのですが左に数字が書いてあるということは梁の上端(うわば)のふかしを表しています。

逆に、右に数字が書いてある場合は、下端のふかしを表しています。

【スラブ天端】

スラブ天端が-70~-50

【スラブ厚】

-70→130

-50→150

どちらもSLから200なので、スラブの下端は水平ということです。

【ふかし】

右にふかし10と書いてあるので、下端に10ふかしという意味です

【スラブの高さ】

SLからスラブ下端まで-210です。

以上になります。

また分からなくなったとき、見にきてください。

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